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●空手復帰ー2

空手復帰組のお二人目です。

 

≪空手復帰の理由・以前の空手歴と空白期間≫

18歳の時、航空自衛隊で空手を始めました。その頃、毎日毎日、基本稽古。早朝、暗いうちからの寒稽古も基本・基本・基本稽古に明け暮れ、辛い日々。今となってはなぜか楽しい想い出として脳裏に焼き付いています。

 

除隊後の職場は忙しく、転勤族だったため、協会の支部に入会しても月に1回くらいしか稽古に行けず、かつ、短いところでは半年くらいのところもあり、今振り返ってみると、せっかく丁寧にご指導いただいたのに申し訳ない気持ちで一杯です。

 

その後、昭和62年に、お世話になった先生と故中山正敏首席師範のご葬儀に参列したのを最後に、徐々に稽古から遠のいて行きました。そこで、航空自衛隊で公私にわたりお世話になった防大OBの先輩、横浜や黒磯の支部の先生方の教えを無駄にしないよう、協会の道場での復帰を思い描くようになりました。そして協会の“参段”を取得して、恩返しがしたいと強く思うようになりました。

 

稽古から離れて数十年、年齢は38歳前で止まったまま、空手への夢は広がるばかりで、日本空手協会の参段取得(初志貫徹)の夢も繰り返し見るようになりました(大笑いですが)。今年こそは今年こそはと思いながら数年、平成27年の誕生日にネットで空手協会の支部を検索したところ、近くに葛飾支部(誠空会)があることを知り、苦しくも楽しかったあの頃をもう一度味わいたい、これが最後のチャンスだと思い、見学させていただいた当日、即入会させて頂きました。67歳でした。

 

≪空手の魅力≫

空手には武道空手と競技空手が存在すると個人的には思っております。どちらが良いかは、各個人の目的により異なると思いますが、自分は礼節を重んじ日本武道の精神が受け継がれている日本空手協会に魅力を感じております。“武道”の稽古をしているんだと思い考えながら練習していると、自然に仕事でのストレスや腰痛を和らげてくれます。

 

≪誠空会の良いところ≫

近代武道空手をご指導くださる日本空手協会葛飾支部「誠空会」は支部長片岡敬一師範、沼澤正次師範代のもと、月曜日と木曜日の午後7時から稽古しております。誠空会は、年齢、個々のレベルは勿論、体調なども考慮してくださり、会員としては稽古しやすい支部だと思います。もちろん、武道空手の道場ですから、稽古中のチンタラ・ダラダラはNGですが。

 

また、少年少女や女性会員も多く、和気あいあいと皆楽しく稽古しております。が、皆真剣に学んでおります。そのような雰囲気が「誠空会」です。個人的な不満があるとしたら「飲みニケーション」が少ないかなぁ~(笑)

 

≪今の目標≫

大夢ですが、日本空手協会・参段位取得。基本と型と組手の三位一体の稽古を重んじご指導くださる片岡先生の下、自分に厳しく、稽古に励みたいと考えております。

 

≪入会勧誘のアピール ≫

近代武道空手の稽古ですから皆真剣に稽古に励んでおります。また、少年少女や女性会員も多く、和気あいあいと皆楽しく稽古しております。そのような雰囲気の稽古風景が見られる支部が、葛飾支部「誠空会」です。