「誠空会」は(公益社団法人)日本空手協会の葛飾支部として活動しています。2023年5月現在、最年少は7歳(小2)、最高齢者は74歳、親子での参加が6組、女性は29%という構成になっています。
日本空手協会は全国に845の支部・団体、会員約3万8千人を擁す、最大の松濤館流の空手組織です。本部道場を頂点に、各都道府県に本部が置かれ、東京都には103支部・団体、葛飾区には4つの支部があり互いに切磋琢磨しています。
師範:片岡敬一(三代目師範)
略歴:公益社団法人日本空手協会六段
日本空手協会東京都本部副事務局長兼副資格部長
【自己紹介】
(空手道歴)
高校1年生の時に部活動として空手道部に入部しました。その後、2年生の時に個人組手で関東大会に出場、3年生の時には団体組手で創部初のインターハイに出場。誠空会には、高校卒業後に入会し、そこから稽古に励んで多くの大会に出場し、入賞を果たしました。現在も熟錬者大会などに出場しています。
(師範として)
若い頃は、とにかく試合に勝つことだけが先行していました。しかし、稽古と年齢を重ねていくうちに、空手の道、すなわち空手の武道性に魅力を感じるようになりました。したがって、師範としては、武道空手の伝承に努めていきたいと思っています。空手は武道ですので、きちんと礼儀を重んじ、楽しさの中にも厳しさを忘れず、稽古に耐え得る心身を育む道場にしていきたいです。
(稽古にあたって)
空手の技は先人から伝承され進化し続けています。指導をする際には、単にカタチを伝えるのではなく、理論に基づいた技の意味をしっかりと理解してもらえるよう心がけています。
会員は基本を軽視せず、自己流に走らず、謙虚な気持ちを忘れずに稽古に励むと、よりいっそう上達します。武道は身に付くまで時間がかかりますが、その分、一度身体に染み込むと生涯覚えています。また武道にはゴールが無いため、生涯、自分を磨く稽古を続けることができます。
(お誘い)
武道空手に興味を持たれた方は、是非、一緒に稽古をしましょう。待っております。 押忍
師範代:沼澤正次
略 歴:公益社団法人日本空手協会参段
【自己紹介】
(空手道歴)
20世紀最後の年、33歳で空手を始めました。地元の神輿でご一緒していた誠空会の先輩に声をかけられたのがきっかけです。「空手バカ一代」世代で空手には興味があったので、即入会しました。
空手の醍醐味は、「組手」にあると思います。相手と真剣に対峙する緊張感が好きです。組手を意識して、基本や形の稽古をしてモチベーションを上げています。目下の目標は、四段取得です。
(師範代として)
みんなが大きな声で、自然に挨拶ができる道場にしたいと思っています。稽古も大事ですが、会員同士の“礼”とコミュニケーションも道場としては大切です。
(稽古にあたって)
「基本」の稽古は、同じ動作の反復練習でハードですが、それに続く形や組手の基礎となります。いろいろ事情はあるのは承知していますが、なるべく時間通りに来て頂いて、最初に行う基本の稽古から参加してもらいたいです。その方が絶対伸びます!
道場では、普段から、有段者を中心に会員同士チェックし合い切磋琢磨しています。このうち弐段以上の有段者は協会の「指導員」資格を取得して、自分の稽古をする傍ら、師範を補佐し、白帯、色帯の会員をきめ細かくサポートしています。